カソード電圧降下センサー

カソード・ライニング電圧降下(CVD)の測定は、多くの溶解炉においてカソード・ライニングの状況を監視するための手法として確立されています。CVDの測定は、その測定頻度が少ない場合でも、正確に測定されれば、カソードの寿命にともなう性能の変化を知る為の重要な情報を提供します。またCVDの正確な測定は、セルの設定電圧の最適化を可能にします。更に、正確なCVD測定を常時行うことにより、スラッジや付着物の堆積によるカソード・ライニングの異常を検知することができます。またCVD測定を行うことにより、異なるタイプのカソードの性能比較、あるいは購入元の異なるカソードの性能評価が可能となります。

しかしこうした効果は、信頼度が高く正確なCVDの測定方法があって初めて実現されます。こうしたことを考慮して、C-V-Therm消耗型センサーは、溶融氷晶石温度およびCVDを同時に測定するセンサーとして開発されました。この溶湯温度およびCVDの同時測定用センサーはPt-PtRh消耗型熱電対、および溶融金属と接触するように外装紙管の外側に装着された薄鋼帯から構成されます。電気回路は溶解炉の母線に電気接点をつなぐことで形成され、専用計器によりCVDが測定されます。

測定は2つのステップで行なわれます。まず第一段では すでに述べられたように、消耗型Pt-PtRh熱電対を使用して溶融氷晶石温度が測定されます。溶湯温度が測定された後、センサーをポットの底部まで浸漬し CVDを測定します。合計の測定サイクルは20秒以下です。専用プローブホルダー、携帯型データ・ロガーがセンサーと共に提供されます。

センサー: C-V-Therm

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