製鋼スラグ中の酸素ポテンシャルの測定
Celox SLACは、精錬炉および取鍋においてスラグ中の FeOまたはFeO-MnOを測定し、スラグの酸化度制御に貢献します。酸素濃淡電池はCeloxと同等です、プローブ浸漬中にスラグをキャッチするための円筒が設けられ、ジルコニアと溶融スラグを確実に接触させます。Celox SLACは標準のCelox計器およびランスを用いて測定できます。スラグ測定に不要な熱電対はセンサーに組み込まれていません。
センサー: Celox SLAC、QuiK-Slag
転炉および取鍋におけるスラグサンプリング
QUSASは通常のサンプラーと同様に浸漬して使用します。QUSASがスラグ層を通り抜けて溶鋼中に浸漬される前に、スラグをその採取室に集め、鉄製のリングによってディスク形状に圧縮され凝固します。浸漬後にサンプルをプローブより容易に取り出すことができ、すぐに搬送可能です。またこのサンプルは、前処理なしでXRF分析に適用できます。
センサー: QUSAS
スラグ厚みおよびフリーボードセンサー
このシステムは、DeltaDist Lという特殊なプローブの先端部に電子チップ部品が埋め込まれた形でできています。昇降速度がわかる自動浸漬装置にこのプローブを用いることにより、スラグ厚みおよび取鍋フリーボードを測定することができます。
センサー: Delta Dist L