第 6 回 自動車部品&加工 EXPO ~カーメカ JAPAN~ Source: iStock

第6回 自動車部品&加工 EXPO ~カーメカ JAPAN~に出展しました

自動車メーカー様、自動車部品加工メーカー様必見!自動車の生産工程に欠かせない加熱技術

生産現場に活かすヘレウスの赤外線技術をご紹介しました。

2020年1月15日~17日 東京ビッグサイト 西4ホール『W27-16』

ヘレウスの赤外線技術には、従来の対流・伝熱加熱と異なる『能力』、『性能』、『可能性』があり、新しい軽量化材料に新しい加熱・乾燥プロセスをもたらします。

今回は、以下の5つのテーマに着目し、赤外線をどのようにお客様の生産プロセスに生かすことができるのか、そしてそれによる利点をご紹介しました。

  • 金属の加熱エリアを限定する部分加熱に生かす赤外線技術
  • 鋼板などの高速・高温加熱に生かす赤外線技術
  • アルミの熱処理に生かす赤外線技術
  • 樹脂に生かす赤外線技術
  • 自動車部品の乾燥に生かす赤外線技術

また、共同出展社である樹脂部品用溶着治具メーカーであるヤマウチ精機株式会社からは、溶着技術の一つである、赤外線溶着についてご紹介いたしました。

金属の加熱エリアを限定する部分的な赤外線加熱技術

生産効率を上げるため、1つの部品で加熱エリアを限定する、あるいは、加熱エリアの加熱温度を変更するプロセスが必要になることがあります。

制御性に優れる赤外線を用いて、どのようにそのような加熱プロセスを実現できるかをご紹介し、社内で実験したサンプルを展示しました。

アルミの高速加熱技術

アルミの加熱にはおおよそ450~650℃の温度が求められます。加熱スピードや加熱箇所など、お客様の加熱条件にいかに対応できるか、その対応能力がカギとなります。

ヘレウスの赤外線加熱技術は、優れた昇温性で熱処理時間を短縮するだけでなく、タクトプロセスで省エネ性にも貢献します。

ブースでは、どのようにアルミの加熱に赤外線技術を生かせるかをご紹介しました。

金属をタクト処理する赤外線加熱技術

鋼材の加熱は、鋼材の成型加工や溶接などで必要になることがあります。そのプロセスでは、タクト処理が理想的になることがあります。

赤外線ヒーターは、炉に囲うことなくオープンな環境で使用でき、立ち上がり時間はたったの1~2秒です。そのため、予熱や後熱で活躍しています。

ブースでは、なぜ赤外線がそのようなプロセスに適しているのか、どのように生産工程で使えるのかをご紹介しました。

樹脂(炭素繊維強化プラスチック)を均一・高速に加熱する赤外線技術

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の加熱は、プレス工程の直前に必要になります。その加熱に求められる点は、主に、急速加熱、面内均一温度、樹脂の表面劣化防止になります。

プレス前加熱に赤外線加熱を用いる利点についてご紹介しました。

塗装乾燥の生産性を上げる赤外線乾燥技術

自動車部品には加熱だけではなく、乾燥工程も多くあります。その一つに、塗装乾燥があります。

赤外線を用いた乾燥は、塗膜や内部の乾燥における乾燥後の仕上がり品質が良いのが特長です。

このプロセスには、熱風炉が用いられることが多いですが、どのように赤外線を用いて生産性を向上できるのかについて、ご紹介しました。

会期中、ブース内プレゼンテーションとデモンストレーションを開催しました!

開始時刻 形式 テーマ タイトル(仮題)
10時30分 プレゼンテーション 乾燥編
自動車業界での赤外線乾燥プロセス
11時00分 デモンストレーション 樹脂溶着編 赤外線溶着の実演
11時30分 プレゼンテーション 樹脂編 赤外線ヒーター加熱プロセスの紹介
11時40分 プレゼンテーション 樹脂溶着編 ヤマウチ精機株式会社のご紹介と赤外線溶着
12時30分 プレゼンテーション 金属編 短波長赤外線ヒーターを用いた効率的な金属加熱
13時00分 デモンストレーション 樹脂溶着編 赤外線溶着の実演
13時30分 プレゼンテーション 樹脂編 赤外線ヒーター加熱プロセスの紹介
13時40分 プレゼンテーション 樹脂溶着編 ヤマウチ精機株式会社のご紹介と赤外線溶着
14時30分 プレゼンテーション 乾燥編 自動車業界での赤外線乾燥プロセス
15時00分 デモンストレーション 樹脂溶着編 赤外線溶着の実演
15時30分 プレゼンテーション 樹脂編 赤外線ヒーター加熱プロセスの紹介
15時40分 プレゼンテーション 樹脂溶着編 ヤマウチ精機株式会社のご紹介と赤外線溶着
16時30分** プレゼンテーション 金属編 短波長赤外線ヒーターを用いた効率的な金属加熱