印刷インキの乾燥・プラスチックの3D印刷での赤外線の応用

赤外線ヒーターは印刷乾燥プロセスにおいてエネルギーと設置スペースを削減し、乾燥プロセスにかかる時間を短縮します。

印刷用インキ乾燥プロセスでの赤外線の応用

近年では、フレキソ印刷による紙ナプキン、オフセットやスクリーン印刷によるカタログなどをはじめ、金属インクの焼結・乾燥や、プラスチックの3D印刷まで、多様なものが印刷されています。

デジタル印刷では、印刷プロセスのスピードに追随するために、インクを早く乾燥させなければなりません。特に、水性インクの場合、エクセリタスノーブルライトのカーボン赤外線システムは高速印刷ヘッドの性能に追随できます。ハイブリッド型の赤外線ヒーターは例えばダンボールや紙ナプキンのような製品の表面および内部を乾燥することができます。

プリンテッドエレクトロニクスでは、電子回路を形成するための有機材料または金属含有インクを焼結・乾燥する必要があります。赤外線ヒーターは、基板に接触することなく高出力で高速に乾燥することが可能です。

さらに、3Dプリンティングにも造形する際に赤外線が用いられています。