赤外線ヒーターの動作寿命

赤外線ヒーターの動作寿命について知っておくべき5つのこと

赤外線ヒーターの動作寿命はどのくらいですか? どのように「動作寿命」を定義していますか? どのように測定していますか? そして、何が実際の動作寿命に影響しますか?このような質問は私たちによく寄せられます。順番にお答えしていきます。

赤外線ヒーターの動作寿命

1. 試験規格IEC 62798:2014: 「産業用電気加熱 - 赤外線ヒーターの試験方法」は、ヒーター特性の評価方法について説明しています。試験条件と制約条件を定義しています。例えば、プランクの放射則に従って計算する場合などです。

2. 試験規格IEC 62798:2014に準拠して, ヘレウスは、その赤外線ヒーターの動作寿命について顧客情報をまとめています。従って、性能は以下のような点で制限されています。

  • 管形状(直径10mmから19mmのシングルチューブ、18x8mmから34x14mmのツインチューブ)
  • 反射板の種類(反射膜なし、金反射膜、QRCナノリフレクター)
  • ヒータータイプ(短波、カーボン、中波)

3. 赤外線ヒーターの性能限界は、IEC 62798:2014に準拠し社内試験を実施した結果に基づいており、またさまざまな産業用途におけるヒーターの長年の経験に基づいています。これらを総合した値の評価を用いて、短波および中波に対する性能限界は、7種類のガラス管と反射板形状に対して適応しております。

例えば:

  • 金の反射膜付き23 x 11 mmのツインチューブの場合、性能限界は2 x 30 W/cmから2 x 40 W/cmに引き上げられます。
  • これは、このヒーターが加熱長1cm当たり80Wの電力密度を超えず、操作上の必要条件に適合すれば、このヒーターが10,000時間以上の動作寿命を達成できることを意味しています。

4. 操作上の必要条件は、「ヘレウスの赤外線ヒーターの動作寿命に関する顧客情報」 (最新版:2019年5月3日改定)に記載されています。また、最適な動作寿命を得るための熱的、機械的、電気的、化学的およびその他の要件についても記載されています。例えば、赤外線ヒーターの公称動作電圧は、寿命を超え100%から110%に上昇させることは決してできません。

5. ヘレウスは、ヒーター評価プログラムを使用しています。このプログラムは、高精度アルゴリズムを使用してお客様向けに個々のソリューションを算出しています。詳細なデータシートには、電気的および熱的パラメータ、加熱するお客様の材料をもっともよく吸収するピーク波長、関連するヒーター図面に関する情報が記載されています。このプログラムは、これまでの経験に基づくシミュレーションと、当社のアプリケーションセンターにおいて産業用途向けの製造および実験的検証の両方に基づいています。

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