1. ホーム / 
  2. 持続可能性

ヘレウスのサステナビリティ

ヘレウスは365年以上にわたり、長期的な視点を大切にしてきました。ファミリー企業である私たちは、持続的な成功は世代を超えて築かれるものだと考えています。この考え方は、サステナビリティへの取り組みにも反映されています。私たちは、事業活動に伴う環境・社会への影響を理解し、管理することに努めており、明確な方針、責任体制、そして透明性のある報告のもと、事業やステークホルダーにとって特に重要なテーマに重点を置いています。 

具体的な取り組み 

私たちは、事業やステークホルダーにとって特に重要なテーマに重点を置いています。当社の材料やソリューションは、電動化、再生可能エネルギー、ヘルスケアをはじめ、幅広い産業で活用されています。特定の用途においては、より効率的なプロセス、資源の有効活用、そして患者さんの治療成果の向上に貢献できる場合があります。 

一方で、これらの材料の製造には、エネルギーと資源が必要となります。そのため私たちは、可能な範囲で、自社の事業活動およびバリューチェーン全体における影響の低減にも取り組んでいます。 

社内では、グループ全体の方針、マネジメントシステム、明確な責任体制を通じて、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みを継続的に強化しています。これにより、グループ全体で一貫した対応を行い、変化する期待に応え、事業運営の方法を継続的に改善しています。 

信頼されるサステナビリティへの取り組みとは、実践的であり、かつ測定可能なものでなければならないと考えています。それは、私たちの責任を果たし、リスクを管理し、さらなる進展の土台を築くことを意味します。同様に重要なのは、これまでに達成したこと、まだ取り組むべき課題、そして私たちのアプローチが時間とともにどのように発展してきたかについて、オープンに伝えることです。この透明性があるからこそ、経験から学び、次に注力すべき分野を慎重に判断することができます。

マリア・ブッシュ(Maria Busch)

グループ サステナビリティ担当シニア・バイスプレジデント

私たちは、責任ある企業活動に関する自主的な取り組みである国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact)に参加しています。その10原則は、私たちの方針や事業慣行を継続的に発展させるための共通の指針となっています。 

気候変動に関しては、温室効果ガス排出量削減に向けた短期目標も設定しています。これらの目標は、設定当時のSBTi(Science Based Targets initiative)のフレームワークを参考に策定されました。その後SBTiはフレームワークを更新しており、私たちは現在、も目標の見直し、更新するかどうか、またその方法について検討しているところです。

当社の方針、目標、実績の詳細については、「サステナビリティレポート2025」をご覧ください。詳細は以下のレポートをご参照ください。 

環境

気候

温室効果ガス排出量の削減は、グローバルテクノロジー企業として責任ある事業運営を行う上で重要な取り組みの一つです。 

2024年、私たちは2021年を基準年として、温室効果ガス排出量削減に向けた短期目標を設定しました。2030年までにスコープ1・2排出量を42%削減、2035年までにスコープ3排出量を37.5%削減することを目指しています。これらの目標は、設定当時のSBTiフレームワークを参考に策定されました。その後SBTiはフレームワークを更新しており、私たちは現在、目標を見直し、更新するかどうか、またその方法について検討しているところです。当社の温室効果ガス排出量の大部分はバリューチェーン全体で発生しているため、スコープ3は気候変動への取り組みにおける重要な焦点の一つです。また、2030年までに、世界全体の電力消費量の少なくとも50%を再生可能エネルギーで賄うことを目指しています。 

詳細については、サステナビリティレポートおよび企業気候変動対策ポリシーをご覧ください。 

社会

人権と責任あるサプライチェーン

創業365年を超えるファミリー企業として、私たちは適用される法令を遵守し、国際的に認められた人権を尊重することをお約束します。ヘレウスでは、派遣労働者や移民労働者、その他の雇用形態にある従業員を含め、すべての従業員を尊厳と敬意をもって扱うことを大切にしています。 

同様の基準を、取引先、特にサプライヤーの皆様にも遵守いただくことを期待しています。サプライヤーへの期待事項は、「ヘレウス・サプライチェーン・デューディリジェンス・ポリシー」および「ヘレウス・サプライヤー行動規範」に定められています。 

健康と安全

健康的で安全な職場環境の提供は、私たちにとって高い優先事項であり、事業運営における基本的な責任です。グローバルEHSポリシー、そしてヘレウスの行動規範に基づき、健康と安全への取り組みを進めており、従業員の福利厚生をいかに重視しているかを表しています。私たちは、適用される要求事項の遵守、安全を意識する企業文化の強化、そしてパフォーマンスの継続的な改善という3つの領域に重点を置いています。 

健康・安全に関する研修プログラムを通じて意識向上を図り、職場における安全で健康的な行動を促進しています。私たちは明確な目標を設定しており、2030年までに休業災害度数率(LTIR)を2未満に低減することを目指しています。また、2030年までに自社従業員の90%を、社内EHSマネジメントシステムの要求事項の対象とすることを目指しており、これは労働に関連する健康被害ゼロという長期的な目標の実現を支えるものです。 

多様で包括的な企業文化

多様な考えを育み、機会への平等なアクセスを確保し、インクルーシブな企業文化を推進することは、ヘレウスのビジョンにとって戦略的に不可欠な要素です。 

ヘレウスにとって、すべての従業員が貢献でき、自分の居場所があると感じられるような、感謝に満ちた、オープンで尊敬に満ちた職場環境を作ることは重要です。これこそが、すべての社員とチームの潜在能力を最大限に引き出す最善の方法であると確信しています。 

多様なチームの力を引き出すことは、リーダーシップのテーマです。そのため私たちは、心理的安全性を重視する文化の中で、異なる視点を尊重し、尊重し合えるコミュニケーションを育むために、リーダーと異文化間チームのトレーニングに特に重点を置いています。安全で包括的な環境を作ることで、私たちは良好な職場関係の基礎を築きます。私たちはインクルージョンを支持し、互いに敬意をもって接し、オープンな対話と従業員の傾聴を奨励しています。 

私たちにとって、多様な考え方はビジネスに不可欠なテーマです。多様な視点を受け入れることで、イノベーションが促進され、課題を解決する能力が高まり、より良い意思決定につながります。 

多様な考え方は、包括的な企業文化の中でこそ真に花開くものです。帰属意識を生み出し、結果を恐れることなく意見やアイデアを表現することを評価し、支援する企業文化です。 

マルティナ・ギーグ

(マルティナ・ギーグ博士) – グループ最高経営責任者チームのメンバー

ガバナンス

ヘレウスグループでは、ガバナンス体制、方針、プロセスが、コーポレートガバナンス、環境、社会に関する課題を管理するための枠組みとなっています。私たちは、優れたコーポレートガバナンスとビジネス倫理が、ステークホルダーの利益につながるとともに、責任ある意思決定、説明責任、そして適用される法令・規制要件の遵守を支えるものと考えています。 

変化する事業ニーズや規制上の期待に応えるため、ガバナンスの枠組みを定期的に見直し、継続的に発展させています。 

コンプライアンス

ヘレウス行動規範は、ヘレウスプリンシプルズ「Heraeus Principles」とともに、私たちの事業活動の枠組みを構成しています。 

コンプライアンス・マネジメント・システムでは、グループ全体で外部の法的義務および社内の自主的なガイドラインの遵守を支えるための内容、プロセス、責任体制、組織構造を定めています。 

従業員または社外の関係者が、社外・社内のルールに違反する行為があったと考える場合、いつでも、機密かつ匿名で、ウェブベースの通報システム「Heraeus SpeakUp」、または外部オンブズパーソンを通じて通報することができます。