- *1:石英ガラス内の発熱体温度を意味します(石英ガラス管面温度ではありません)。長波長赤外線ヒーターはセラミックパネルの表面温度を意味します。
- *2: 実際に設置できる単位面積1m2当たりの最大量を意味します。
- *3: 実績時間を意味します(保証時間ではございません)。
- *4: 当社の製品としてのラインアップはございません。
工業用赤外線ヒーターの
性能比較
お客様のプロセスに最適な赤外線ヒーターの種類を選択する場合、それぞれの赤外線ヒーターの波長の違い、熱源温度の差、反射板の性能など、性能を比較し理解する必要があります。
ここでは、赤外線ヒーターの種類に応じた、石英ガラス管サイズ、最長加熱長、発熱体温度、最大エネルギー波長、立上り速度、最大エネルギー密度、平均寿命を比較しています。
赤外線ヒーターの種類による違い
赤外線ヒーター性能比較表
赤外線ヒーター種類 | 石英管サイズ | 最長加熱長 | 発熱体温度*1 | 最大エネルギー波長 | 立上り速度 | 最大エネルギー密度*2 | 平均寿命*3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
短波長赤外線ヒーター (別称:近赤外線ヒーター) |
Ф10mm 23x11mm 34x14mm |
800mm 2.6m 6m |
1400~2100℃ |
約1.2µ 約1.2µ 約1.6µ |
1~2秒 1~2秒 3~5秒 |
100kW/m2 150kW/m2 150kW/m2 |
5000時間以上 |
中赤外線カーボンヒーター |
Ф10mm 34x14mm |
1.5m 3.0m |
950~1450℃ |
約2.0µ |
2~3秒 |
100kW/m2 150kW/m2 |
8000時間以上 |
中赤外線ヒーター |
18x8mm 22x10mm 33x15mm |
1m 1.5m 6m |
800~950℃ |
約2.6µ |
1~2分 |
60kW/m2 |
2万~3万時間 |
長波長赤外線ヒーター (別称:遠赤外線ヒーター)*4 |
セラミック パネル型 |
500~700℃ | 約4µ | 約10分 | 30kW/m2 | 2万~3万時間 |