金属製品には、多くの加熱・乾燥プロセスがあります。昨今では、近年の自動車業界における環境負荷の低減策として低燃費車が開発されています。その低減策として用いられる素材に高張力鋼板(ハイテン)やアルミがありますが、車体の軽量化および安全性の両面を兼ね備えた優れた材料として、車体への採用が進んでいます。
このような材料を成形する際、品質向上やプロセスの効率化のため、プレス成形前の加熱工程が重要となるのと同時に、均一かつ高速に加熱することが要求されています。その両方を、同時に可能にするのが赤外線加熱で、実はこれが赤外線の秘めた能力なのです。
私たちは、この用途に高出力赤外線システムを考案し、数十秒以内で900℃の加熱を実現しています。
私たちのアプリケーションセンターで行った高温領域での金属加熱実験の動画をご覧ください。