プラスチック熱溶着プロセスでの赤外線加熱 導入事例

欧米では、非接触加熱でクリーンなプロセスという特長から、赤外線熱溶着の導入が進んでいます。

どのようなことに赤外線熱溶着が用いられているのか導入事例をご紹介いたします。

赤外線ヒーターによるフィルターハウジングの熱溶着プロセスの効率化

Infrared welding of filter containers

オメガ型をした赤外線ヒーターは、室内プールや大型浴場用のフィルターハウジングを非接触で加熱し、サイクル時間の短縮化に貢献しています。

赤外線熱溶着を導入した会社では、以前テフロンコーティングが施されたアルミブロックで覆われた耐発熱体のある溶着システムを使用していました。しかしその方法ではポリプロピレンが溶融すると容易にたなびき、発熱体に付着するという問題を抱えていました。またこのような状況下では、生産品質や生産スピードが上がらず、増加する製造要求を満たすことができませんでした。

赤外線による熱溶着の導入で、生産性の課題を課題を解決し、要求事項の一つであった仕上がりも、美しくすることができました。

赤外線ヒーターによる圧力タンクの熱溶着で効率の良いプロセスを実現

圧力タンクの赤外線熱溶着

英国のある会社では、水処理用にガラス繊維強化ポリプロピレン製の圧力タンクを使っていました。円筒形の水タンクは2つの成型部からなり、短波長赤外線ヒーターで溶着することで、アセンブリ後に約10バールの内部作動圧力に耐えることができました。プロセスの時間が約40秒ほどで、以前採用していた溶着方法よりエネルギー効率の良さを実現している導入事例です。

赤外線ヒーターによる自動化プラスチック熱溶着

イギリスのある排水システムの大手製造メーカーでは、地下にある排水システムを地上から検査するために、ホットメルト接着剤を使用しポリプロピレン製の検査ユニットを接続していました。

昨今の環境に配慮した製品への意識、またコスト削減への意識が高まり、効率的なソリューションとして赤外線による自動熱溶着プロセスを導入しました。

赤外線ヒーターによる効果的な樹脂の熱溶着

The Welding Institute(TWI)は、英国ケンブリッジにある世界有数の接合・溶接研究所です。この研究所では、赤外線ヒーターはどのようにプラスチックパイプの溶着に使用できるかを積極的に試験し、その有効性について実証した例をご紹介します。

to top