赤外線加熱の特長:
- 非接触による加熱で、媒体が不要
- 数秒でのプラスチック表面の加熱が可能
- 設備に合わせたシステム設計により、均一加熱を実現
- 加熱対象エリアを選択することで、省エネ効果に寄与
最新のプラスチック材料の表面は、エンボス加工やラミネート加工前に均一に加熱する必要があります。
幅広のシートや床材のような頑丈なシートでは、両端部に至るまで均一に加熱する必要があります
赤外線ユニットは、表面全体を高速に均一に加熱するように設計することができます。さらに、熱はプレス機やエンボス加工ギャップの前に設置することができます。
これにより、省エネルギー、コスト節約、製品の仕上がり品質の向上に寄与することが出来ます。
イギリスのAPI Foils社が、赤外線加熱システムを用いてラインスピードやシステムの操作性を大幅に改善させたホログラフィックフィルムシートのエンボス加工の導入事例をご紹介します。
防音シートの成型前の予備加熱にカーボン赤外線システムを導入することで、自動車部品メーカーであるFaurecia社が大型成型機の製造サイクルタイムとダウンタイムを劇的に短縮し、メンテナンスコストも削減した事例をご紹介します。
私たちの赤外線ヒーターが、英国Polyflor社のフローリング製品の品質向上と、高耐久性均質床材のエンボス加工における寸法安定性の向上に貢献した事例をご紹介します。
高品質のプラスチックフィルムの国際的な大手メーカーであるRENOLIT社がどのように赤外線技術を用いて、加熱プロセスの省エネ化と高速化を実現したかをご紹介します。