英国ヘレウス・ノーブルライト、生産を拡大

ケンブリッジへの移転と拡張計画に関する情報や最新ニュースをお届けします。

ヘレウス・ノーブルライトは、フラッシュランプ、フラッシュシステム、PIDランプを含む高性能特殊光源メーカーとして世界に名高く、市場をリードしています。70年代後半にケンブリッジで設立され、現在はドイツ・ハーナウを拠点としています。世界中に子会社を持つヘレウス・ノーブルライトの製品は、工業生産、環境、医療、エステティックなどの分野において多くご採用いただいております。

概要

新しい工場について

新しい工場について

ヘレウス・ノーブルライトは、ドイツ本社支援のもと、ケンブリッジ北部のノースストーにある、広い専用施設に生産および研究施設を再移転させることを発表しました。

この移転により、ヘレウスは5年以内に生産能力を倍増し、顧客へのリードタイムを短縮するとともに、「クラス最高」の製造施設を確保し、職場の安全性と環境に配慮した製造方法を確立することができます。

このプロジェクトは、生産の中断を最小限に抑えるため、複数の段階を経て実施される予定です。最初の段階はすでに開始しており、2024年初頭に完成する予定です。

英国の新しい工場
新しい工場の航空写真

ノースストー移転の最新情報

移転の進捗状況をついては、こちらでお伝えしていきます。

よくあるご質問

ノースストーへの移転に関するよくあるご質問

現在の拠点は、フラッシュランプとPIDランプの将来の製造需要に応えるには十分な広さではありません。移転の目的は、生産スペースを拡大し、全従業員を一つ屋根の下に集約し、工場の生産設備を改善すること、また生産能力の増強とリードタイムの短縮を可能にすることです。

影響は全くありません。私たちは、高品質で安定した製品をお届けすることに焦点をあてております。また、移転にかかわらず、すべてのランプの品質基準を維持することにあります。私たちの製品は、同じプロセスで、厳格な試験と検査の段階を経て製造されます。ご不明な点がございましたら、お近くの営業担当者までご連絡ください。

移転は慎重に段階を踏んで計画されており、混乱を軽減することを保証します。

上記の通り、移転は段階的に計画し、全停止時間を数時間に短縮する対策を講じておりますので、リードタイムが悪化する事はありません。

工場移転に向けて、受注バックログの最小化を行い、2023年第4四半期までに納期の通常化を図って参ります。新工場の設備はより大きく、グレードアップしていますので、徐々にリードタイムを短縮していく予定です。

高まる要求

フォトニックベース製品への高まる要求

フラッシュランプは成熟した技術と考えられており、レーザーダイオードや高出力LEDの登場により、多くの人が不要になると予測されていました。しかし、世界的なコロナ禍からの回復後、特にIPLなどのエステティック業界やレーザー以外のアプリケーションで需要が急増し、フラッシュランプの世界的な需要はかつてないほど高まっています。

私たちのエンジニアリングチームは、先駆的な自動製造プロセス開発の経験を通じて、お客様のためにフラッシュランプシステムを設計・製造する独自の専門知識を培ってきました。そうした知識を基に、フラッシュランプの広帯域スペクトル出力と、光学設計、電源のノウハウを組み合わせた、いくつかの新しい応用分野を確立し、私たちは一貫したフラッシュのシステムソリューションを提供することができるようになりました。

私たちのフラッシュシステムソリューションである、humm3®、Flexe3®、Bluelight® フラッシュシステムは、高速パッケージングの殺菌から先端の複合材料の加熱まで、様々な分野で用いられています。それでも、光の力を工業プロセスに活用する一部にすぎません。

ヘレウスの特殊なPIDランプ(光イオン化ランプ)もケンブリッジの工場で製造されています。このランプは、揮発性有機化合物、麻薬、爆発物などの検出用として、セキュリティや環境分野で使用されています。世界的な法規制の変更、環境排出物の重視、大気質改善への取り組みにより、PIDランプの需要は急速に増え続けています。

humm3 ディスカバリー
humm3ディスカバリーの詳細を是非動画でご覧ください。

イノベーションの始まり

イノベーションの始まり

イノベーションの始まり

1979年、現在のケンブリッジ・サイエンス・パークに設立されたノーブルライト社(現ヘレウス・ノーブルライト社)は、設立当初からイノベーションと製品開発に根ざしてきました。当初、わずか3名の従業員で設立されたノーブルライト社は、レーザー用励起ランプの開発に注力していました。

1987年、同社は160年以上にわたり世界中に先進技術を提供してきたヘレウス・グループの一員となりました。これにより、石英ガラスに関する専門知識を含む高度なランプ製造技術へのアクセスが可能になりました。

研究および産業用途におけるレーザーの利用が拡大したことで、急速な市場開発と製品開発が加速しました。私たちは、Supalamp シリーズと名付けられた、最初の「長寿命」連続レーザーランプを開発しました。これは、フラッシュランプの技術を利用して、大幅に向上した動作寿命の利点をもたらし、新しい産業用途分野が拡大しました。この15年間で、私たちはフラッシュランプの自動製造プロセスを独自に開発しました。その結果、直近では2015年にクイーンズ・アワード・フォー・エンタープライズを3度受賞しました。これらの先駆的なプロセスにより、品質と動作寿命が大幅に改善され、以前は他の技術に負けると予測されていた用途でも、フラッシュランプが継続的に使用されるようになりました。

工場の変遷

工場の変遷

ノーブルライト創業者
工場設立前
ノーブルライト1年目
ノーブルライトの生産現場
スタート時のノーブルライトチーム

前述のとおり、ノーブルライト社(現ヘレウス・ノーブルライト社)は、現在のケンブリッジ・サイエンスパークに設立され、1979年以来、地元を拠点としています。当初の建物である161号館は、1983年に同社のフラッシュランプ製造工程用に設計された専用施設として建設されました。

長年にわたり、この施設はさまざまな変化を遂げてきましたが、現在の市場の需要に対応するには手狭になったため、より大きな施設に移転することを決定したのです。この機会に生産フロアを一新することで、生産セルの合理化、効率の向上、リードタイムの短縮が可能になります。すべての従業員が同じ屋根の下にいることで、フラッシュランプ技術の革新を続け、未来を切り開いてまいります。

リンク